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松茸 アマゾン 淫惑の箱庭 (ソーニャ文庫) [松茸 アマゾン]


淫惑の箱庭 (ソーニャ文庫)




気になる口コミレビュー・コメント!


  • 表紙イラストに惹かれて購入。
    高評価に納得のいく良作でした。
    ストーリーはいたって王道で、エピソードもどこかで読んだようなものばかりですが、
    心理描写が秀逸なので序盤からひきこまれ、面白く読めました。
    個人的に残念だったところを述べるとしたら、濡れ場のセリフくらいでしょうか。
    著者は本業がシナリオライターということで最中のセリフには大いに期待していたのですが、
    意外とありきたりで、そこは良くも悪くも既存のTL作品と変わりませんでした。
    プレイ自体はわりとバリエーションに富んでいて、イラストの効果もあって読んでいて飽きたり白けたりすることはありません。
    エロを抜きにして読んでも、少女小説として十分に楽しめるレベルの筆致で、
    絵もきれいだしキャラもいいので一読の価値ありの作品です。
    最後の一文がとても素敵で胸に響きました。
    イラストは初見の方ですが、本文のよさを損なわない雰囲気のある絵柄です。
    とくに男キャラがかっこいい。エロ絵もうまいです。
    ぜひ今後もTL作品の挿絵をしていただきたいです。
  • 登場人物のみんながちゃんと個性をもち、とても魅力的でした。
    TLにありがちな、Hシーンに力を注ぎすぎて、ストーリーは二の次…みたいなところは全くなく、脇役のキャラもしっかりしてて読みやすい。
    最後の今までのレオンの言動の謎解きが、ちょっとくどくて間延び感が否めないうえ、ちょっと突飛すぎる気もしますが、全体から見れば些末なことかなと。
    ただ、読後は、本人たちの今後よりも妹たちの恋物語が気になっちゃいました(笑
  • 松竹さんの書くお話と和田さんの描く絵が大好きで購入しました。
    どちらもとても素敵です。
    あらすじは、内容紹介にある通りですが、とてもドラマチック。
    ヒーローは二人出てきますが、どっちも仮面をかぶっていて
    よくも悪くも素直じゃない二人が対照的でとてもカッコいいです。
    脇を固めるキャラクターも個性的で魅力的です。
    主人公リリアーヌもただ守られるだけ、
    体を奪われてるだけじゃなく、自分で考えられる女の子なので
    皆から愛されてるんだろうなぁと。
    官能的なシーンも、リリアーヌが回数を重ねるごとに
    だんだん行為に慣れて、レオンに心まで奪われていく様が
    読んでいてとてもドキドキしました。
    読み終わると『箱庭』の意味もわかり、すっきり。
    とても大好きなお話になりましたので、☆5つで。
  • オペレッタさんの安定さはなんでしょうね。多分これからも貢ぐなと真顔で財布を確認しています(笑)
    凄く好きです。「越えざるは」が好きだったら買いだと思います。まあ、私的にはもう一人のヒーローが好きだったんですがね!
    文庫だと思い立ったらすぐに開けていいですね!結構表現が激しいので場所は選びますが、読みこみすぎてボロボロになるくらいには好きですー!ルチアーノ版も出てほしいなあ
  • 話の展開的には王道中の王道だ。性描写過多なハーレクインといった感じだ
    しかしキャラクターが立っていて面白かった
    やはり王道は王道なのだ
    長年愛されているものだ
  • あとがきにも、脇役たちにも愛情を注いだと書かれていたように、主人公・相手役・悪役・脇役
    ともに素敵なキャラクターで、他の方が書いているように、Hシーンを抜かして、他のレーベル
    でだしても売れそうな作品です。
    妹の恋物語もみてみたいです。そのくらい妹のエステラがすてきな脇役でした。
    イラストもかわいくて、Hシーンのイラストも素敵でした。
    執着愛がテーマのソーニャ文庫なのですが、執着愛にん~って感じの
    方でもぜひ読んでほしいです
  • 松竹さんの作るお話が好きで、楽しんで読ませていただきました。
    イラストはどれも美麗で、挿絵の度にじっくりみちゃいました。
    叶うなら脇キャラの皆さんももっと拝見したかった…!
    私は主人公に好感がもてないと、お話にはいりこめないのですが、リリアーヌは芯があって、素敵な女性でした。第一印象最悪というところから、惹かれていくまでの描写が丁寧で、不器用なレオンの優しさにほっこりしました。というかレオン、リリアーヌ好き過ぎだろ!とつっこみたくなります(笑)
    不器用さ加減でいうと、ルチアーノさんも負けてないと思うのですが、最後まで読むと彼の本心がわかるので、嫌いになれなかったですね。むしろ好きかもしれない。
    メインの魅力もさることながら、脇キャラさんたちの素敵っぷりといったら!妹さんの恋物語をもっとじっくり読んでみたかったです。あとカルロス…!カルロス!
    他の方もおっしゃっるように性描写抜きにしても成立しそうなお話だと感じました。王道なので、小説とかよく読まれる方には先が読めてしまうかもしれませんが登場するキャラクター達が魅力的なので是非最後まで読んでみて欲しいです。
    次回作も楽しみにしています!
  • 第一王女リリアーヌは「白銀の姫」として、伝統的に民衆から崇められていた。
    隣国に「金色の賢者」と呼ばれる同じような存在の婚約者がいたが、ある日敵軍に攻め入られ、落城してしまう。
    最愛の妹を生かそうと決死の覚悟で逃げるが、隠し通路の先で攻め入ってきた野蛮な国の王レオンに見つかり、連れ去られてしまう。
    「私は決してお前を愛さないが、自分の妃になり子を産め」と、レオンはリリアーヌを陵辱する。
    だけど言葉とは裏腹に触れる手つきは優しく、切なそうにリリアーヌを見つめてくるレオンの真意とは・・・!?
    そして落城の真相とは・・・!!
    レオンが冷酷そうに見えて実は・・・!なところがとても萌えました(*^^*)
    どうしてそんなことを言うのか、どうしてそんな態度をとるのかがネタバレされると、キュンときました!
    私的には久々に超絶好みな相手役でした♪
    初見なイラストレーターさんでしたが、リリアーヌは可愛いしレオンは美形だし、構図も素晴らしくてとても楽しめました(^^)v
  • ゲームの時から松竹さんのお話が好きでしたが、
    失礼ながら今回は小説ということもあり、ちょっと不安でした。
    ですが、一度読み始めるとぐいぐい物語に引き込まれ、
    また文章も非常に読みやすく想像しやすいもので、
    気がついたら寝食を忘れる勢いで読み終わっていました。
    ネタバレを回避してレビューするのが難しい作品なので、
    以降は箇条書きで。
    【個人的に良かった点】
    ・情景描写が美しい
    ・徐々に惹かれていく過程の心情描写が丁寧
    ・妹、騎士、侍女、皇帝の弟等、脇キャラが個性的でいい
    ・ヒーローと悪役の対比が分かりやすく書かれている
    ・王道で最初からラスボスが想像できましたが、理由の見せ方が良かった。悪役はかなり危ない人です
    ・ひょとしてヒーローのほうはどM?
    【人による点】
    ・こういうレーベルのお話にしては、エロよりもその他の部分に比重を感じた。エロなくせば他の文庫でもいけそう
    ・ヒーローが長髪。このヒーローには似合ってるけど、個人的には男性は短髪がいいです
    ・悪役がほんと突き抜けた感じで同情の余地がない(私はこういう振り切れてるキャラも好きですが)
    あとこれは小説ではありませんが、
    同時購入したCDのほうにエステラなどの脇キャラが出てこないと知ってショックでした。
    エステラがかなりのお気に入りなので、尺の問題なのでしょうが出してほしかったです。
    総評としては、王道でしっかりしたお話、というイメージです。
  • 一言で面白かった!内容もイラストもとても気に入りました。
    最初は冷酷な表情を見せるヒーローですが、所々垣間見える不器用な優しさ
    に思わずキュンとすることも。妹を深く愛し大切にするヒロインも良かった。
    最後のどんでん返しにはビックリしましたが成程そういう事だったのね、と
    個人的には納得がいくラストでした。


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